床拭き掃除って疲れるし面倒ですよね。
掃除機がけはコードレスタイプを使っているので気がついたときに手軽にできるものの、拭き掃除は面倒なのでついつい後回し。床の汚れに気付いていてもなかなか重い腰が上がらないのが常。
いつもは掃除棒に市販の使い捨てのウェットシートを装着して拭き掃除していますが、結構力を入れないと汚れが取れないし、隅々までキレイにならないし、疲れるし・・・と、床拭き掃除はとにかく私の嫌いな家事の代表格。
ということで、前々から気になっていた床拭きロボットの「ブラーバジェット 240」を遅まきながら購入し、約3か月程満足して使っています。
今回はまず、「ブラーバジェット 240」の特徴とおすすめポイントをご紹介します。
「ブラーバジェット 240」とは?
ルンバでおなじみのアイロボット社から発売されています。
アイロボット社ではルンバ以外にもブラーバというお掃除ロボットも販売しています。
ルンバは床の上のゴミやほこりを吸い取るお掃除ロボットなのに対し、ブラーバは床の上を乾拭き・水拭きしてくれる拭き掃除専用のお掃除ロボットです。
ブラーバには、「ブラーバ 380j」 という先発モデルがありますが、今回紹介する「ブラーバジェット 240」は、その名のとおり、ジェットスプレーで床に水を噴射して拭き掃除する新型の床拭きロボットです。
使用可能な床材は、フローリング、タイル、クッションフロアなどで、畳は不可です。
「ブラーバジェット 240」のセット内容
セット内容は、ブラーバジェット本体、バッテリー、バッテリー充電器、取扱説明書、使い捨てウェットモップパッド2枚、使い捨てダンプスウィープパッド2枚、使い捨てドライスウィープパッド2枚です。
「ブラーバジェット 240」の特徴とおすすめポイント
ジェットスプレーで水を噴射
ジェットスプレーで床に水を噴射し、汚れを浮かびあがらせて汚れを拭き取るタイプの床拭きロボットです。常に適量の水を吹き付けて進みますが、障害物を感知してスプレーするので、壁や家具、ラグなどに水を噴きつけることはありません。
扱いやすい
■コンパクトかつ軽量
私の手と比較すると分かりますが、まずそのコンパクトさに驚きます。片手でラクラク持ち上げられる軽量さも魅力。ハンドルが付いているので持ち運びも簡単です。
四角い小型のボディなので小回りが利き、家具のすき間や狭いスペースにもスイスイ入り込めるという強みがあります。
■バッテリーが着脱式なので本体の置き場所を選ばない
バッテリーは内蔵型ではなく着脱式です。付属のバッテリー充電器をコンセントに挿し、バッテリーを装着して充電します。毎回、フル充電したバッテーリを掃除前に本体に装着し、掃除が終了したら本体から外して充電器で充電するだけ。
バッテリー内蔵タイプと違って、充電・バッテリー装着とひと手間かかるように感じるかもしれませんが、そのぶん電源の場所を気にしないでブラーバを収納できるメリットがあります。
約2時間でフル充電。稼働面積は最大15畳(*ウェットモップモード使用時は最大12畳)です。
複数のエリアを継続して掃除したい場合は、1回のフル充電では間に合わないので、私はバッテリーを買い足して対応しています。
■簡単ボタン操作
・給水し、クリーニングパッドを装着して「CLEAN」ボタンを押すだけで掃除がスタート(から拭きは給水不要)
・拭き掃除が終わった後の使い捨てクリーニングパッドは、手で触れることなくボタンひとつでポイッ! と捨てられるので、手が汚れません。
クリーニングパットを装着するだけで掃除モードを自動判別
「ウェットモップパッド」「ダンプスウィープパッド」「ドライスウィープパッド」の3種類から、用途に合わせてパッドを選んで本体に装着すると、ブラーバジェットは装着したパッドを自動で認識して掃除を開始します。掃除モードを選択するボタンもないし、操作も不要です。
パッド裏に接着している白いプラスチック部分の溝の切り込みの違いで判別しています。
<掃除モード>
掃除モードによって掃除の仕方が異なります。
■ウェットモップモード
・洗浄剤を含んだ青色のパッドを装着すると、ジェットスプレーで水を噴射し、クリーニングヘッドを振動させながら、前後左右して同じ場所を3回念入りに掃除します。
・こびりついた汚れやべたつきに
■ダンプスウィートモード
・洗浄剤を含んだオレンジ色のパッドを装着すると、ジェットスプレーで少量の水を噴射し、クリーニングヘッドを振動させながら、前後して同じ場所を二度拭きします。
・日常的な汚れやホコリに
■ドライスイープモード
・から拭きモードです。白色のパッドを装着すると、前進しながらひと拭きします。
・ホコリや汚れ、ペットの毛などに
<クリーニングパッドの種類>
■使い捨てクリーニングパッド
初期セットに含まれているクリーニングパッド3種類は使い捨てタイプです。
使い捨てタイプは10枚セットで950円(税込)。税込みで1枚当あたり約100円。これを高いと思うか、安いと思うかは人それぞれですが、使ったらポイっと捨てられる気軽さがあります。また、ウェットモップパッドとダンプスウィープパッドには洗浄剤が含まれているのがポイントです。
■洗って繰り返し使えるクリーニングパッド
オプションで、洗って繰り返し使えるタイプのクリーニングパッドも販売されています。ただし、洗浄剤は含まれていません、当然ですが。
繰り返し使えるタイプは3枚セットで4,320円(税込み)と少々高めですが、私は使い捨てタイプのパッドは高く感じるので洗濯可能なこちらのパッドを購入して使っています。
自動でくまなくしっかり清掃
・ナビゲーションシステム「iAdapt2.0 」で部屋の広さや形状を正確に把握するので、どこまで拭いたのか、これからどこを拭くべきかを考えながら、規則正しいパターンで効率的に掃除します。
・センサーによって床の段差を確認しながら清掃するので落下しません。また、カーペットやラグなどに触れると、センサーが反応して乗り上げを回避します。
・掃除しながら壁や家具などの位置を記憶するので、再度壁や家具に近づいたときは自動的に減速して壁際や家具の足回りなども丁寧に掃除します。
・拭き掃除が完了すると、スタート地点に戻って自動的に電源オフ
スマホでブラーバジェットを操作可能
スマホ用のiRobot HOME アプリを使えば、掃除のスタート/ストップ、噴射する水分量などをスマホでコントロールできます。ブラーバだけでなく、ルンバもまとめて登録・管理できるので便利です。
アイロボット社のブラーバ ジェット240の公式紹介ムービーも参考にご覧下さい。
おわりに
今回は「ブラーバジェット 240」の特徴とおすすめポイントを紹介しました。
充電、バッテリー装着、バッドの装着、給水などの手間は特に面倒ではありません。何より、一番面倒な拭き掃除作業をこのブラーバジェットがやってくれるのはかなりありがたいです。
*ブラーバジェット240の実際の使い方と使ってみた感想についてはこちらに書いています⇒ブラーバジェット240 レビュー~使い方と使ってみた感想~
*ブラーバジェット240パッドとバッテリーの互換品についても参考にしてください⇒ブラーバジェット240のパッドとバッテリーは互換品で代用しています
【追記】新モデル「ブラーバジェット250」発売!
2019年6月に「ブラーバジェット250」が発売されました。「ブラーバジェット240」との違いは付属品のみで、機能上の違いはありません。