包丁と言えば、吉田金属工業(株)のGLOBAL(グローバル)包丁は世界的にも有名ですね。
刃から柄までオールステンレス一体構造という革新的なデザインのグローバル包丁は、日本よりも先にヨーロッパをはじめとする海外で普及し、プロの料理人にも支持されている人気の包丁です。
そのグローバル包丁に、新シリーズの「GLOBAL-IST(グローバル・イスト)」が出ていることを知って気になっていました。
「三徳と牛刀の合わせ技」につられてグローバル・イストの万能19cmの包丁が欲しくなり、ついでなので便利そうな小型15cmとシャープナーも合わせて購入しましたので、使ってみた感想を紹介します。
包丁の買い換えを考えている人や、切れる包丁を探している人、新生活で包丁を揃える必要がある人も参考にしてください。
*グローバル包丁のスタンダードシリーズは現在でも一番人気の包丁です。楽天の「包丁・ナイフ」の週間ランキングでは上位10位の中に3種類、「包丁セット」週間ランキングにいたっては、上位10位中に5種類入っていますね(2018/02/23時点)。
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「グローバル・イスト」シリーズ包丁のポイント
グローバル包丁のスタンダードシリーズとの違いは、
■日本人が使いやすい包丁に焦点をあてている
■和食から洋食まで対応できる必要最低限のアイテムで構成されているので、スタンダードシリーズよりは種類が少ない(商品のラインナップは一番下をご覧ください)
■エクストラエッジという新開発の鋭い刃付けにより、刃が滑りにくく狙ったところに入りやすいため、食材を正確に薄く切りやすく、切ったときに食材の余分な水分が出にくい
■グリップのドッドに色が付いていない(スタンダードシリーズは黒)
グローバル・イスト包丁の切れ味と使い心地レビュー
購入したのは下記の3点。
左から
・GLOBAL-IST(グローバル・イスト)万能19 cm(IST-01)【楽天】
・GLOBAL-IST(グローバル・イスト)小型15 cm(IST-02)【楽天】
・GLOBAL-IST(グローバル・イスト)専用シャープナー(GSS-03)【楽天】
やっぱりグローバルの包丁デザインはスタイリッシュでかっこいいです。この包丁がキッチンにあるだけで気分が盛り上がります。
GLOBAL-IST(グローバル・イスト)万能19 cm(IST-01) の感想
■全 長: 32cm
■刃渡り: 19cm
■重 量: 175g
■刃付け: 両刃(右利き・左利き兼用)
「三徳と牛刀の合わせ技、万能19cm」というだけあって、三徳が得意な「トントン切り」も牛刀のような「スライス切り」にも対応しているので、野菜切りにも肉切りにも多用途に使えます。
まず、刃先が細くて鋭いので切れ味抜群です。 最初は指を切るんじゃないかとヒヤヒヤしました。重さもグリップ感も私の手にはちょうどいい快適さ。刃渡り19cmは使いやすいですね。
なんか自分の腕が上がった?と錯覚するぐらい、食材を薄く切れます。食材に刃がまっすぐ入っていく感覚があります。
GLOBAL-IST(グローバル・イスト)小型15 cm(IST-02)の感想
■全 長: 26cm
■刃渡り: 15cm
■重 量: 105g
■刃付け: 両刃(右利き・左利き兼用)
小型15cmの包丁はホント重宝します。
果物はもちろん、少量の野菜の千切りなどはこれで済ませています。
万能19cm同様、切れ味は文句なし。小型なので皮剥きや細工がやりやすいです。
GLOBAL-IST(グローバル・イスト)専用シャープナー(GSS-03)の感想
サイズ: 幅21×高さ6.5×奥行 5 cm
重 量: 160g
包丁を買ったらシャープナーは必需品です。切れ味が落ちてきたらすぐに使うようにしています。
このシャープナーはグローバル・イスト包丁の刃の角度に合うように作られた専用のシャープナーなので、スライドするだけで手軽に切れ味を復活できます。グリップも握りやすいです。
使い方は簡単。蓋を開けて水を入れ、まず右側の荒研ぎ用の溝に包丁を差し込んで前後に10回ほどスライドさせ、次に左側の仕上げ研ぎ用も同様に10回ほどスライドさせるだけです。
ただし、シャープナーだけでは切れ味を完全には復活できないので、定期的にメーカーの「有償研ぎ直しサービス」に出したほうがいいみたいです。
グローバル・イスト(GLOBAL-IST)シリーズの商品ラインナップ
グローバル・イストシリーズの商品ラインナップは以下のとおりです。
全部揃えたくなります。今は小出刃が気になっている私。
おわりに
オールステンレスの一体型包丁の草分け的存在のグローバル包丁。その新シリーズのグローバル・イスト包丁は、日本人が使いやすい包丁を目指しただけあって、切れ味も使い心地も文句なしです。
包丁の買い換えを考えている場合は、選択肢の参考にしてみてください。