最近の大型冷蔵庫は冷凍室が真ん中タイプが多いですが、野菜室の開閉が断然多いお宅は、やはり野菜室が真ん中はゆずれないハズ。
野菜中心の調理が多い我が家は、野菜室の開け閉めが多いにもかかわらず、長年我慢して冷凍室真ん中冷蔵庫を使っていて不便を感じていたので、買い換えの際に検討した結果、迷わず「東芝VEGETA (ベジータ)」を購入。
1年以上使っていますが、大変満足しています。
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選んだ基準
2017年7月に冷蔵庫を買い換えた際の選択基準は以下のとおり。
1. 野菜室が真ん中
2. 野菜室が広い
3. 全容量も大きめ (500L前後)
4. 幅65cm以内
我が家の冷蔵庫に求める条件は単純です。
チルドルームがどうのこうの、急速冷凍・解凍がどうのこうの・・・などにこだわりはありません。
必須条件は野菜室が真ん中。
そして、肝心の野菜室はもちろん、全体の容量も大きめが理想。
調べてみると、冷蔵庫の適正容量は、70L×家族の人数+常備品分(100L)+予備(70L)が目安だそうです。
例えば、4人家族だったら、70L×4人+100L+70L= 450Lとなります。
あくまで目安の容量なので、週末にまとめ買いする、常備品が多いような家庭はもっと必要かもしれないとのこと。
我が家は3人家族なので適正容量は380Lですが、食料品は週末にまとめ買いする、保存食の作り置きが多い、飲み物のストックが多いので、容量は大きい方がベター。狭いスペースにびちびち窮屈に詰まっているのは見ていても嫌ですし、出し入れしにくく、冷却効率も悪くなります。
また、今どきの冷蔵庫は大型の方が省エネ効果が高く高機能になるので、最近は3人以上の家族は500L以上を欲しがるそうです。
もちろん設置場所に収納できる大きさが条件になります。
希望にかなったのは「東芝VEGETA (ベジータ)」のみ
購入 (2017年7月) したのは、東芝VEGETA GR-K510FW (容量 509L)。現行の前々モデルです。モデルチェンジの直前だったので安く買えました。
購入当時、比較できる冷蔵庫がほとんどなく希望にかなった冷蔵庫は東芝ベジータのみでした。
現在、野菜室真ん中の冷蔵庫を出している日本メーカーは、東芝、三菱、日立、シャープ、パナソニックですが、容量やドアタイプにこだわると数は限られてきます。
冷蔵庫のラインナップのほとんどを、野菜室を真ん中にしているのは、東芝だけ。長年、野菜室真ん中冷蔵庫を製造し続けているメーカーなので、それだけで信頼できます。
※【追記】2019年7月2日
購入したモデルは2016年発売の製品なので情報が古くなっています。
「東芝ベジータ」の最新モデルは公式サイトでご確認ください。
東芝ベジータの最新モデルと前モデル
我が家が使っている東芝ベジータ GR-K510FW ( 509L) はもう販売されていないようですが、後継機種は以下のとおりです。どちらも、色はホワイトとアイボリーがあります。
<最新モデル: GR-P510FW>
<前モデル: GR-M510FW>
外観やサイズはほぼ同じですが、野菜の潤いを保つ機能がアップしていたり新たな節電機能が追加されるなど、機能アップしています。
少しずつ機能が向上していますが、その差が気にならない方は、前モデルだとかなり安く購入できます。
ベジータの各モデルには、FWA、FWX、FW、FDなどのシリーズがあり、それぞれ扉の材質や容量、色、機能などが異なります。
各モデルの詳細については、
最新モデル (2018年秋発売の「GR-P」から始まるモデル) はこちらをご覧ください。
前モデル (2017年秋発売の「GR-M」から始めるモデル) はこちらをご覧ください。
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※【追記】2019年7月2日
ここで紹介しているモデルは2017年・2018年発売の製品なので情報が古くなっています。
「東芝ベジータ」の最新モデルは公式サイトでご確認ください。
東芝VEGETAのお気に入りポイント
やっぱり野菜室は真ん中で大きいのが便利
以前の冷蔵庫は野菜室が一番下だったので、だいぶ足腰が弱っている70代の母がかがむ様子を何度も見ていると、こりゃいかんと思ったものです。
ベジータにしてからは、野菜室はかがまずに済む高さだし、容量も大きいので大満足。自宅の畑で野菜作りを生きがいにしている母も出し入れがラクで喜んでいます。
手前には、野菜を立てて置けたり、2Lのペットボトルも収納できるスペースがあるので便利です。
また、野菜の鮮度をキープするための機能が優秀なのか、以前よりも野菜が長持ちするような気がします。
コンパクトなのに大容量
幅65cmとスリムなのに容量が大きいのでたっぷり入ります。これは、本体サイズを変えずに外壁を薄型化することで、庫内の容量が大幅にアップしているということ。
冷蔵室はドアポケットも棚のスペースも十分な容量。
(あまりきれいな図ではありませんが)冷凍室も上段と下段に別れていて、下段には仕切り板もあるので整理しやすいです。
省エネ
年間消費電力量は 277kWh なので、普通の使い方で年間約7,500円程度。
冷蔵庫は大型の方が高機能かつ消費電力が少ないそうなので、古い冷蔵庫を使い続けるのも考えもの。
家電の店員によると、野菜室真ん中冷蔵庫が少ない最大の理由は、冷凍庫を真ん中にすると冷気が全体に回りやすくなるので、電気代が安くなるということ。だったみたいですが、今は東芝も他社も年間消費電力量は互角のようです。
東芝ベジータは冷蔵室と野菜室、製氷室と冷凍室に別々の冷却器を使って冷却効率をアップさせています。
また、センサーで24時間見張って、自動的に省エネ運転になるecoモード機能で省エネに貢献しています。例えば、扉の開閉が少ないとき、外出時、就寝時などは省エネ運転で消費電力量を減らし、寒い季節は冷やしすぎを防いで節電してくれます。
タッチオープンドア
今どきの冷蔵庫はこれが標準なんですね。
冷蔵室の下部を軽くタッチすると、扉が開きます。両手がふさがっている時など便利です。
普通に手で開ける溝の取っ手も真下にありますが、私は両手が空いていても毎回タッチして開けてます。簡単ラクラクだから。
見た目がスタイリッシュ
扉がガラス素材で光沢があり、手入れもしやすいです。形もシンプルかつ上品で気に入っています。
色は周囲の家具との調和や好みで分かれると思います。ウチは白を選択して正解でした。
東芝VEGETA (500L以上) の対抗馬
我が家が購入した2017年7月時点では、野菜室が広く、全容量が500L以上の野菜室真ん中タイプは東芝ベジータ1択でした。
現時点で東芝ベジータの比較対象になるのは、今年 (2018年) の春発売された「三菱のMXシリーズ」です。
大きな違いは、東芝の野菜室は冷蔵室のすぐ下ですが、三菱は冷蔵室→製氷室&急速冷凍→野菜室と三番目の配置になっています。
私の身長(166㎝)だと、三菱製は少しかがむことになる気がします。
こればっかりは、実際に店頭で実物に触って、野菜室の引き出しの位置が自分に合うかどうかをしっかり確認した方がいいですね。
東芝と三菱の 500L 規模の最新モデルの外形寸法、容量、消費電力量を比較してみると、
<東芝 GR-P510FW> | <三菱 MR-MX50D> | |
外形寸法 | 幅650mm×奥行699mm×高さ1,833mm | 650mm×奥行699mm×高さ1,826mm |
野菜室容量 | 112L | 98L |
全容量 | 509L | 503L |
年間消費電力量 | 249 kWh/年 | 250 kWh/年 |
東芝が 7mm 高いですが、どちらもサイズ的にはほぼ同じでコンパクトかつ大容量です。
野菜室容量、全容量、年間消費電力量とも、東芝の方が勝っています。
あとは、野菜室の位置や各種機能を比較して自分の使い勝手に合っている方を選べばいいということになります。
参考にしてください。
※【追記】2019年7月2日
ここで紹介しているモデルは2017年または2018年発売のものなので情報が古くなっています。
最新モデルは各メーカーの公式サイトでご確認ください。
・「東芝ベジータ」の最新モデルはこちら
・「三菱冷蔵庫」の最新モデルはこちら
おわりに
冷凍食品よりも、野菜中心の生活で頻繁に野菜を取り出すことが多いご家庭は、やはり野菜室が真ん中の冷蔵庫にこだわりましょう。
現時点では、「東芝VEGETA (ベジータ)」は野菜室の容量が一番大きく、野菜の保存機能も優れています。また、サイズがコンパクトなのに全体の容量も大きく庫内広々な上、省エネ設計になっているので家計にも優しい冷蔵庫です。
それにしても、近年の冷蔵庫は進化してますね。すごく便利と感じているタッチオープンドアやタッチパネルは今は標準なんですね。
冷蔵庫は買い換え周期が長いので、久々に買い換えるとその技術の進歩に驚きます。
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※【追記】2019年7月2日
ここで紹介しているモデルは2017年・2018年発売の製品なので情報が古くなっています。
「東芝ベジータ」の最新モデルは公式サイトでご確認ください。