【2019】ベンセ湿原のニッコウキスゲの見頃は?

近場に住んでいても以外と知らない名所・・・その一つが「ベンセ湿原」です。

そのベンセ湿原は毎年6月にニッコウキスゲが咲き誇って、黄色いジュータンの様相を呈します。

今回は、ベンセ湿原のニッコウキスゲの見頃やアクセスについてお知らせします。

ベンセ湿原とは

「ベンセ湿原」は青森県つがる市にあり、津軽半島の西海岸に位置する湿原です。

つがる市には広大な丘陵地帯があり、大小さまざまな湖沼群が点在しているのですが、その中で平滝沼、大滝沼、ベンセ沼に囲まれた湿原が「ベンセ湿原」です。

標高約20m、面積約23haの広さで、津軽国定公園を代表する湿原の一つで、1983年に日本自然百選に指定されています。

つがる市HPによると、ベンセ湿原は、学術的にも貴重な海岸低層湿原および中間層湿原（苔状が幾層も重なってできた湿原）なんだそうです。

6月にはニッコウキスゲが咲き乱れて一面が黄色に染まり、7月上旬になると、ノハナショウブの大群落で一帯は黄色から紫へと変わります。他にもさまざまな花が咲き誇る湿原です。

【ベンセ湿原の場所】

ニッコウキスゲの見頃

ニッコウキスゲの見頃は年々早まっているようです。

今年の見頃は・・・6月4日～6月15日頃です。

2019年5月30日の地元紙「東奥日報」のWebサイトに、つがる市観光物産協会が同日開催した、つがる市定期観光バスツアー（運行期間2019年6月4日～6月15日）の試乗会についての記事が動画入りで掲載されていました。

その記事によると、今年のベンセ湿原のニッコウキスゲは、例年より早く5月30日時点で全体の3割ほどが開花していて、ツアー開始ころに満開を迎える見通しだといいいます。

ガイドの1人は「今年はニッコウキスゲのつぼみが多く、ツアーが行われる6月中旬ぐらいまで花を楽しめそう」と話しています。

つがる市観光物産協会のサイトに開花状況の写真が掲載されています。5月31日時点では、4分咲きでした（下の写真）。

出典: つがる市観光物産協会

昨年は6月8日が満開の時期でしたが、今年は見頃の時期が早くなりそうだと記載されています。

今後も開花状況の写真がアップされるかもしれないので、チェックしましょう。

冒頭の写真は、2年前（2017年）の6月9日に私が撮った写真です。前夜のテレビニュースで見頃を迎えていることを知って、翌日さっそく出かけて撮ったものです。

ベンセ湿原へのアクセス

公共の交通機関がないため、ベンセ湿原には基本、車でしか行けません（頑張れば、自転車や徒歩でも不可能ではありませんよ。挑戦は自由です）。

マイカーで行く場合

地図を参考にしてください。

マイカー以外の場合

・つがる市定期観光バスツアーに参加する

見頃の所でも紹介しましたが、つがる市観光物産協会が主催する「つがる市定期観光バスツアー」に参加するとベンセ湿原のニッコウキスゲが見られます。

・運行期間: 2019年6月4日（火）～16日（土）
・ツアー料金: 大人 3,000円 / 中学生以下 2,500円（昼食付き）
・お申し込み&お問い合わせ: つがる市観光物産協会事務局（電話:0173‐42‐1114）
・詳細はこちら

このツアーには「髙山稲荷神社」が組み込まれています。この神社、大庭園の中に連なる千本鳥居がとても有名なので必見ですよ。

2年前に撮った写真です。

・JR→タクシー移動

JRの在来線の最寄り駅は「木造駅」です。そこからタクシーを拾ってベンセ湿原に移動します。所要時間は20分程度です。
※つがる市のタクシー会社はこちら

・JR→レンタカー

【在来線】最寄りのレンタカー会社は五所川原市内になるので、JR五所川原駅で下車して、レンタカーに乗り換えることになります。所要時間は約30分です。五所川原市内のレンタカー会社はどこも駅から離れているので、駅までレンタカーを運んでくれるかどうかお確かめください。
※五所川原市のレンタカー会社はこちら

【新幹線】JR新青森駅で下車してレンタカーを借りれば、ベンセ湿原までは1時間半～2時間のドライブです。駅周辺に大手レンタカー会社が集まっています。
※JR新青森駅周辺のレンタカー会社はこちら